静岡戦国奇譚

森町西部伝承
森町飯田城跡にかくされた宝物

飯田城の城主として、山内通泰(やまのうちみちやす)というお殿様がこの地方を治めていた頃のことです。ある日徳川家康が、飯田城へ攻めてきました。徳川方は勢いがたいへん強かったので、山内軍は苦戦におちいり、今にも城が落ちそうになりました。そのとき、通泰は、家来にいいつけて、宝物を城の中で使っていた七つの井戸の一つに隠してしまったといいます。飯田城には、そんな隠し財宝の伝説が残されています。

出典/「森町ふるさとの民話」森町教育委員会