鈴木館

すずきやかた
  • 名称すずきやかた
  • 所在地沼津市西浦字江梨
  • 様式その他

紀伊熊野から土着し、後北条氏の西伊豆水軍の有力部分を担っていたと思われる鈴木氏の居館

鈴木館は、駿河湾に突出す大瀬埼に近い江梨部落にある。鈴木氏は紀伊熊野より、舟でこの地に上陸し、土着したという伝承をもつが、江梨には、明治になるまで陸路がなく、この伝承を裏付けている。また大瀬崎先端には、伊豆上陸当初の居館跡という伝承地もある。
居館は、ほぼ海蔵寺の境内がこれにあたるとされているが、遺構は全く残っていない。この寺の東方に小河川が北流しているが、この河口部が舟溜りとなったと思われる。鈴木氏は、後北条氏の西伊豆水軍の有力な部分を占めていたらしく、比較的水運の良い地に居館を設けていたものである。

上記は「静岡県の中世城館跡」(1981年・静岡県教育委員会発行)をベースに、
2010年8月現在確認がとれた情報について、加筆・修正を施し作成しています。

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