三穂ヶ崎台場

みほさきだいば
  • 名称みほさきだいば
  • 所在地下田市白浜字原田小字三穂ヶ崎
  • 様式その他

沼津藩によって築造された、伊豆沿岸随一の海防施設

天保14年、水野藩によって築造された台場で、下田・白浜神社所蔵の『弘化4年、豆州賀茂郡白浜村絵図』には、字イタゴ崎(現、三穂ケ崎)に木柵と門をかまえる台場、その近く字シクヤノダンに御台場物置の位置がしるされている。
台場跡は、三穂ケ崎岬のほぼ中央に位置し、自然地形をきりひらき東西約40m、南北約45mの方形の区画をもうけ、海に面する北側及び南側には土塁・石垣等を築いている。特に北側は、砲門を有する土塁と、岩盤をけずってつくった石塁を前後に配置してあり、防衛線は北側であったことがわかる。
なお、沼津藩は天保14年にこの三穂ケ崎の他、稲取崎、伊東の川奈・富戸にも台場を築いているが、この三穂ケ崎台場は遺構の規模・残存状況等からみて、伊豆沿岸随一の海防施設といえる。

上記は「静岡県の中世城館跡」(1981年・静岡県教育委員会発行)をベースに、
2010年8月現在確認がとれた情報について、加筆・修正を施し作成しています。

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