宍原砦

ししはらとりで
  • 名称ししはらとりで
  • 所在地-
  • 様式その他

武田氏の「伝えの砦」として構築されたと考えられる砦

宍原砦は、興津川の奥、国道52号線沿いの宍原城(ジョウ)ノ腰、通称権現山にある。城史は不明であるが、興津川に沿って戦国期の武田氏関係の支城砦が点在し、甲州に連なることから、武田氏の「伝えの砦」として構築されたものではないかと推定される。
砦跡は、比高約40m余の尾根の先端を利用して築城された小規模なものである。曲輪の後方に1本の堀切り(深さ2m、上面幅6m、長さ5m余)を設けた土塁もない単郭の構成であり、東側に長さ12m、幅1.4m余の腰曲輪を付属させている。
砦跡の後方の山は「古山城」と呼ばれ、曲輪らしき削平地はあるが堀切りは認められない。宍原砦との歴史的関連は不明である。

上記は「静岡県の中世城館跡」(1981年・静岡県教育委員会発行)をベースに、
2010年8月現在確認がとれた情報について、加筆・修正を施し作成しています。

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