小鹿館

おしかやかた
  • 名称おしかやかた
  • 俗称・別名堀ノ内
  • 所在地-
  • 様式その他
  • 関連武将小鹿新五郎範満 今川龍王丸(氏親) 北条早雲

今川範政の子で小鹿姓を称した範頼の居館

『今川家譜』によると今川範政の子小五郎範頼は、小鹿郷に居住して小鹿姓を称し、範頼の弟摂津守範慶も小鹿氏を称した。
その後文明8年(1476)今川義忠不慮の戦死後起った家督争いに、小鹿新五郎範満は義忠の嫡子竜王丸の陣代として府中館に入り政務をとったが、竜王丸が今川8代を相続しても、府中館を去ろうとしなかったため、長享元年(1487)11月9日、伊勢新九郎長氏が、府中館に襲撃し、範満、甥の小鹿孫五郎以下自害して果てたといわれる。
小鹿館は、静岡市の南東、有度山西麓にあって、大谷道に面している。有度山のなだらかな斜面又は平地に立地しており静岡平野の南部から東部を俯瞰できる位置にあって、海岸地区と有度山一帯の監視に適している。
沼館愛三氏の『静岡県郷土研究第5輯』によると小鹿池北方の竜雲寺を含む地域とされているが、城館と関りをもつと考えられる地名は小鹿全域にわたっており、小鹿池をはさむ南(堀ノ内)北にわたるかなり規模の大きい館と想像されるが、遺構は認められない。
小鹿に竜雲寺、神明社があり、小鹿堀ノ内に当地区で最も古い若一王子神社がある。

上記は「静岡県の中世城館跡」(1981年・静岡県教育委員会発行)をベースに、
2010年8月現在確認がとれた情報について、加筆・修正を施し作成しています。

コメントする

このお城を共有・登録する