森之城

もりのしろ
  • 名称もりのしろ
  • 俗称・別名しろやま
  • 所在地周智郡森町森字守山
  • 様式平山城
  • 関連武将大森氏

犬居方面への要所であった森にあったとされる砦

森の砦について早く注目したいのは鷲山恭平氏で、所在を不明としながらも2ケ所の候補地をあげている(『磐田周智郡の古城趾』)。氏が森の砦の存在を主張した根拠は、『駿河雑志』や『三河記』の記載であるが、内容の信憑性は必ずしも高いものとは言えない。
では森に砦がなかったかと言うとそうではない。慶安5年3月森町より奉行所に提出した文書に、「…西脇山城山と申二カ所御座候。内城山ハ西金屋えつゝきにて御座候…」とあり、今から340年程前「城山」と呼称された山があった事は確実で(「蓮華寺文書」)、その所在は西金谷に接続した地域である。今後の踏査が必要である。
森で今一つ注意しなければならないのは、永禄11年9月今川氏発給文書に見える「森」の関所である(「奥山文書」)。犬居方面への物資を監視しており、位置は不明ながら(大上か城下返か)、森が要地である事を示している。

上記は「静岡県の中世城館跡」(1981年・静岡県教育委員会発行)をベースに、
2010年8月現在確認がとれた情報について、加筆・修正を施し作成しています。

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