天方本城

あまがたほんじょう
  • 名称あまがたほんじょう
  • 俗称・別名ほんじょうやま
  • 所在地周智郡森町大鳥居字城之腰
  • 様式山城
  • 関連武将天方氏

中世・飯田荘内の要所に位置していたと思われる城砦

本城山砦は文献に見えないが、八幡社の上を本城と呼んでいる点や、北側吉川に面した所を城ノ腰と称している事等から砦と考えてよいだろう。所在地は中世の飯田荘内なので、荘官か地頭山内氏の連なる人達の砦であろう。
本城山は標高158m、太田川と吉川の合流点大鳥居の八幡社の背後の山である。今、遺構らしいものは見出せなかったが、位置的には要所である。即ち、三倉や鍛冶島方面へ向う街道が通過している。
南麓の紺屋カイトと言う地名とそこに残る室町様式の宝篋印塔残欠は、砦との関係を窺わせる。
城藪
森町城下
城藪は史料には見えない城館であるが、古老の伝承では、天方城の城代(家老)の屋敷跡だと言う。屋敷跡の伝承地は、元開橋の西側の台地で(標高70m)、今は一面茶畑と化している(70m×50m)。城藪は小字である。
当地は居館地と見ても不思議ではない。又、当地は対岸大鳥居本城山、向天方の天方城と一緒に考えるべきである。

上記は「静岡県の中世城館跡」(1981年・静岡県教育委員会発行)をベースに、
2010年8月現在確認がとれた情報について、加筆・修正を施し作成しています。

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