丸尾氏館

まるおしやかた
  • 名称まるおしやかた
  • 俗称・別名丸尾館
  • 所在地袋井市掛之上
  • 様式その他

戦国期が過ぎ、帰農したとされる丸尾氏の居館

丸尾氏館跡推定地は3カ所ある。いずれも小笠山から西に延びる丘陵の南裾に位置している。すなわち小笠丘陵が原野谷川に突き当たる先端裾=現睦町(標高約9m)、国鉄袋井駅の北東地区=現高尾(標高約13m)、および蛇行する小笠沢川を望む丘陵裾平坦部=現大門(標高約15m)と言われるが確証はない。
丸尾氏の出自についても不明な点が多い。『遺書物語』(天正2年=1574)に「丸尾和泉守末葉高部郷七郎左衛門」とあり、『高部郷遺書物語』にも「応永2年(1395)…丸尾八郎三郎被任和泉守…高部村にて先祖の跡を継、百姓と成る」とある。戦国動乱期がすぎ、近世幕藩体制が確立されていく中で、この地に帰農したものであろう。
区画整理が進み、宅地化されて館跡の面影はない。付近に大門、西門、三(ミ)門(カド)、御所ノ森の地名が残る。

上記は「静岡県の中世城館跡」(1981年・静岡県教育委員会発行)をベースに、
2010年8月現在確認がとれた情報について、加筆・修正を施し作成しています。

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