貫名氏館

ぬきなしやかた
  • 名称ぬきなしやかた
  • 所在地袋井市広岡
  • 様式その他

貫名氏四代の居館

現妙日寺境内が貫名氏4代(政直-行直-重実-重忠)の居館であったと伝えられる。
西流する原野谷川の北に形成された沖積平野には帯状に続くいくつかの微高地があるが、館跡は原野谷川の屈曲した河道の内側に形成された微高地上(久津部~上貫名)西端に位置する。
妙日寺は改築されて、現在館跡の面影はなく、水田に突き出た比高約1.5mの方形段状(100m×50m)の遺構に往時の館域を偲ぶのみである。
館跡の北を旧東海道が通り、西に天領道、また館跡を基点とし、上貫名をへて愛野に至る元街道、富士浅間宮参道など、周辺には多くの旧道が復元でき、館跡が経済流通の一要地であったことを推定させる。
貫名氏館をよく上貫名、下貫名に比定する説もあるが、地名、および妙日寺に置かれている重忠、梅菊の五輪塔にまつわる伝説を根拠とするものであろう。

上記は「静岡県の中世城館跡」(1981年・静岡県教育委員会発行)をベースに、
2010年8月現在確認がとれた情報について、加筆・修正を施し作成しています。

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