中村家住宅

なかむらけじゅうたく
  • 名称なかむらけじゅうたく
  • 所在地浜松市西区雄踏町宇布見
  • 様式その他
  • 文化財指定国重要文化財

浜松藩の代官を代々世襲した中村氏の屋敷

江戸時代の庄屋屋敷で国重要文化財。徳川家康の次男結城秀康が誕生した屋敷として知られる。「中村家系図」によると、中村氏の本貫は大和国広瀬郡中村郷で、15世紀後半、中村新左衛門正実(14代)の時、現在地に居を構えたという。永禄11年(1568)18代正吉の時、浜松藩の代官を勤め、代々これを世襲した。
中村家に伝わる家相図は、近世末期のものらしいが、そこに示された屋敷の形は、現況の西側と西南に張り出している。また、正門はもと南に開き東から出入りしていたが、現在では東向きに開く。
現在の主屋は、ほぼ近世の姿を伝えているが、西南にあった離れは今ない。主屋の建築年代は、伝えでは文明15年(1483)とされているが、建築史的には17世紀末頃と推定されている。重要文化財。なお、主屋の西側に胞衣塚がまつられており、結城秀康の胎盤をおさめた跡といわれている。

上記は「静岡県の中世城館跡」(1981年・静岡県教育委員会発行)をベースに、
2010年8月現在確認がとれた情報について、加筆・修正を施し作成しています。

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