殿村館

とのむらかん
  • 名称とのむらかん
  • 俗称・別名今城、城山
  • 所在地浜松市北区引佐町伊平字城山
  • 様式その他
  • 関連武将井伊直種

小屋山城合戦の20年後、井伊直種が居住していた居館

小屋山城(伊平小屋)の一の木戸付近に位置すると言われ、小屋山城合戦より20年後、天正18年(1590)、井伊直種の居館である。殿村とよぶ。
伊平小学校の北方約300m、霧山を最高峰とする山塊の南西端、標高140mのゆるやかな南斜面に営まれた居館跡である。東西約120m、南北100mの長方形、四方を土塁・空堀で囲み、現在は民家一戸を中心に、畑地・宅地となっている。西と東は地形の制約をうけ、深い谷によって画されているが、南側は幅1~2mの空堀りに沿って、高さ1.5mの土塁がめぐり、空堀を堀削した土を盛り上げた様相をなしている。その東南隅に館の門があったと考えられる。土塁と堀の保存状態は東側、南北方向が最もよい。日向斜面の最も条件のよい位置に民家があるが、かつては、西南側にも建物が存在していたような景観をなしている。
遠江と三河とを結ぶ旧三信街道を西足下に望む交通要地に立地している。

上記は「静岡県の中世城館跡」(1981年・静岡県教育委員会発行)をベースに、
2010年8月現在確認がとれた情報について、加筆・修正を施し作成しています。

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