鯉山砦

こいやまとりで
  • 名称こいやまとりで
  • 所在地浜松市北区三ケ日町三ケ日字鯉山
  • 様式その他

独立した城構を持つ、千頭峯城の目の砦

鯉山砦は千頭峯本城より1km西南方の鯉山(標高163m)山頂を削平した楕円形郭で、千頭峯城の目の砦とされるが、独立した城構を持っている。南麓には古刹金剛寺が所在し、浜名神戸中之郷の要衝を臨んだ要害である。その遺構は東西に70m、南北に30mの長楕円形の郭で削平土壇をなし、南側を囲む塁段に土塁が認められ郭より東南に30m位隔てた郭外に小円墳が所在するが古墳時代のものではない。或は当砦陥落の際の戦死者合葬の遺跡ではないか?この砦は暦応2年延元4年(1339年)10月30日千頭峯本城落城以前に陥落したものと思われ、砦跡所在の鯉山南麓の金剛寺もこの時廃城となった趣きで、同寺縁起に「元弘乱後廃退」の寺伝を記している。

上記は「静岡県の中世城館跡」(1981年・静岡県教育委員会発行)をベースに、
2010年8月現在確認がとれた情報について、加筆・修正を施し作成しています。

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