畑ヶ谷砦

はたがやとりで
  • 名称はたがやとりで
  • 所在地掛川市下土方、大坂
  • 様式山城

波状の階段曲輪で構築された、高天神城の防御砦

高天神城南側、畑ケ谷と長谷との境界の尾根一帯を指す山地及び丘陵地をいう。標高47~58mの山頂上を主郭とし、山地南面の山腹、山麓に渡り波状の階段式曲輪で構築、山陵添に遮蔽高土居高2.0~4.0mを設け、幅3~4mの武者走を併設、各主要頂点に太鼓形櫓台を配し、特に山腹及び尾根先端の突部は三角形突式曲輪を設け防禦体形を取った城塞よりなっている。
本砦は星川砦と接する北側にあり、中河原砦より直接侵入する者の防禦を主とし陣街道添に作られ、前面に長谷池、背部に深田池を設けてある。附近の砦として三井山城、神宮寺砦、中河原砦があり、高天神城の第一線の防禦砦となり得ている。本砦も高天神城同期の縄張で構築されている。

上記は「静岡県の中世城館跡」(1981年・静岡県教育委員会発行)をベースに、
2010年8月現在確認がとれた情報について、加筆・修正を施し作成しています。

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