風吹砦

かざふきとりで
  • 名称かざふきとりで
  • 所在地掛川市高瀬、上土方落合
  • 様式山城
  • 関連武将石川長門守康通

山稜線を活かした高天神城の支城

『家忠日記』の天正6年11月の条に「風吹江三日番ニ、西郷孫九郎被来…」同月10日の条に「風吹江番ニ越候」とある。『戦国史城』(藤田清五郎著)によると、天正8年8月高天神城包囲の為砦を築き石川長門守康通の持口とする。
掛川市岩井寺と接する標高174.6mの風吹山を主郭とし、尾根添に佐束山より小笠山にかけて構築、櫓台は佐束山の約60㎡削平見張台より順次小笠峠にかけ設け、特に風吹山山麓部(掛川側)に於ては波状の階段式曲輪を西小屋道に設けてある。佐束山より鼻付峠にかけての東側は断崖となっている。
風吹山下に山腹をぬう旧風吹道がある。この道は岩井寺側に於て西小屋道、入山瀬側に於て風吹峠道という、日向ケ谷にも通ずる。本砦は山陵線を利用した自然の砦で、掛川側からの防禦を主目的としている。附近東側に岩井寺砦があり尾根続きで構成連絡されている。縄張形式は高天神城と同形で、同城の支城群の一つである。

上記は「静岡県の中世城館跡」(1981年・静岡県教育委員会発行)をベースに、
2010年8月現在確認がとれた情報について、加筆・修正を施し作成しています。

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